その後、削って削ってここまでできました。
手に持って違和感のあるところは削って、見栄えの悪いところは削ってと、ヤスリ、ディスクグラインダ、電動ドリルを駆使して頑張りました。
実際、輪っか部分と、持ち手の内側に手こずった以外はトントンと進んでいくので、こんな変な形にしなければ、思った以上に楽な作業だと思います。
紙ヤスリで磨いていくと、だんだんナイフっぽくなっていくので、
うれしくて無駄に時間を掛けてしまったのが誤算でした。
さて、次の作業。
ナイフの刃の部分をつくるためヤスリで削っていきます。
(未研磨鋼材の場合、先に表面を平らに削ったほうが綺麗に出来ます、ちょっと失敗でした。)
その前に決めなければならないのが、刃の形状です。
刃物には大まかに分けて片刃と両刃がありますので、どちらか決めます。
また、刃の削り方というか、断面の形状で、ホロー、フラット、コンベックスと3種類。
・ホローがえぐれた形。
・フラットが真っ直ぐ。
・コンべックスが膨らんだ形、蛤刃ともいいます。
その他にセレーション(波刃)などの付加機能的な形状がありますが、今回は不要ですね。
というわけで、まず片刃か両刃かを決めるのですが、なぜかこれに悩みました…
出刃包丁は片刃の刃物なので、出刃をつくるなら、当然片刃だろうと思っていたのですが、
実際ここまで出来たものを見つつ、完成形を想像しても、どうにもピンときません。
裏スキ入れて、この角度で削ってと想像していくんですが、
何だか違和感というか、構造的にどうしたらいいんだ? ‥と悩んでしまいました。
裏を研ぐときは、柄を含めた、ナイフ全体を研ぐことに…?
それとも刃裏の部分だけ研ぐの…?
そもそも、裏スキって手持ちの工具で入れれるの‥?
なんか失敗しそうな予感が…
あの使いやすさは、片刃だからでは?
と悩んだりもしましたが、結局両刃にしてしまいました。
だんだん当初のコンセプトからズレてきてますね…
とりあえず両刃でいくのは決定したので、次は刃の削り方です。
出刃包丁を見ると、刃の断面はフラットになってます。
研ぎやすそうなので、フラットグラインドを採用することにして、
削る角度の目安に、シノギになる部分と、刃になる鋼材の中央部分にケガキ線を入れます。
シノギの部分はコンパスの針を使いましたが、意外にきれいにかけました。
さて、方針も決まったので、あとはシャリシャリ削っていくだけですね。
せっかくなので、ここからは電動工具なしのヤスリ一本で削っていきたいと思います。