2012年11月6日

アウトドア用のナイフ(柳刃)をつくってみる

小出刃を作った際に余った鋼材でなにかをつくろうと考えて、
サイズや厚さがちょうどよさそうな「柳刃包丁風のナイフ」をつくってみることにしました。

題名にアウトドア用と明記したのですが、かなり大きくなりそうなので、
大人数のキャンプ等でなければ持ち出すこともなさそうです‥
なので、自宅での調理に比重を置いてデザインすることにしました。

前回作った小出刃も圧倒的に自宅での使用頻度のほうが高いので、アウトドア用?
といった疑問がでる状態に‥
シース付きなので、使うか仕舞うかの包丁より便利な場面が多い気がしますね。

というわけで、さくさくつくっていきます。

実際のデザインですが、今回は、前回作った余りの鋼材をつかうというのが条件になりますので、長さ300mm、幅32mm、厚さ4mmがサイズの限界です。

で、実際の柳刃包丁ですが、かなり今回の条件に近く、自宅にあったものは、刃渡り210mm、幅32mm、厚さ3mmでした。

厚さについては、今回使う鋼材のほうがだいぶ厚いのですが、厚みを削るのが辛いのは、前回嫌というほどわかりましたので、厚さは4mmから表面が綺麗になるまで削るだけとします。 (決して手抜きでは‥)

長さや、幅は計算上ほぼピタリですね。
刃渡りを210mmで作ると、持ち手部分の長さは90mmになります。

前回同様ダンボールをチョキチョキ切って、実際に持ってみたところ、90mmで調度良い感じ♪

なんとなくイメージができてきたので、デザインを色々描いていきます。
描いてみて気に入ったら、ダンボールに写して持ってみるーというのを繰り返し、こんな感じになりました。→

その際、ちょこまかと参考になるナイフを探しながら作業していたのですが、ちょっと気になるものを発見。

ブッシュクラフトナイフ(bushcraft knife←googleイメージ検索に飛びます
という種類のナイフなのですが、
これが、良い形をしてるんです。

使い方としては、薪を割ったり、木を削ったりという、ナタとナイフを一緒くたにしたような使い方をするらしいのですが、形は普通のナイフ‥というか、包丁っぽい形をしている気がします。 (ヒルトがないのも一因?)

さらに、強度を高めるためなのか、全体的にぽてっとした形状のものが多くて、
どこか愛嬌があり、気に入ってしまいました‥

という訳で?
せっかく自分で作るのですから、気に入ったものは取り入れていこうかとおもいまして。

デザイン的にもそこまで無理はないと思いますので、
「柳刃包丁風ナイフ」に、+αで「ブッシュクラフトナイフ」的な、ぽてっとした要素も加えてみました。

ダンボール型にも既に反映されているのですが、
実際に出来上がったシルエットがこちら←

魚をさばく際に使いやすく、
かつ、できるだけ先端部に幅を持たせる様に、と詰めていった結果なのですが、あんまりブッシュクラフト感はないかな‥

刃の部分のカーブは、ほとんど柳刃と同じですので、背の部分が変わっただけですが、元の柳刃から比べると、結構印象が違うもんですね。

どっちかって言うと、文化包丁になったんじゃないの、という感想はさておき、危ない感じが薄れたので結果オーライ。

先端部に重さがありますので、叩くような調理がしやすそうです。
ひき肉とか、魚のたたきなんかも良さそう。
出来上がったら、餃子と鯵のたたきで一杯、なんて良いですね♪

作業工程は小出刃と同様ですが、やはり面積増大の効果は大きく、各工程に非常に時間がかかります。
前回の表面磨きが左右終るくらいの時間をかけても、まだ片面も終わっていません‥
大きさが3倍になったから単純に3倍の時間で済むっていう事でもなさそうですね。

これ終わる日が来るんだろうかと思いつつ、3部構成くらいでお送りできたらなと思います。

(結構作業してますが、ほんとに全然進みません…手作業の限界を感じます。
 日本刀とか作るときどうしてるんでしょうか。砥石使ったほうが早い??)