2013年4月16日

アウトドア用のナイフ(柳刃)をつくってみる 2

さて、前回の投稿から5ヶ月以上(そんなにかかったのか…)
放置状態だった柳刃がようやく記事に出来そうな所まで進みました。

もうもう大変でした。若干めげつつも地味に作業を進め、平面出しが終わったものがこちら。
(下の木の板は、柳刃を放っぽいて作った2×4材のベッドです♪)

ガラス板に紙やすりを敷いて、延々と研ぐこと5ヶ月!(実際は延3〜40時間くらい)
使った耐水ペーパー180番は20枚以上!

研げなくなったペーパーに金剛砂を撒くようになってからはスピードアップ&少枚数化が出来ました。

出来自体は小出刃と同じ位のクオリティです。かかった手間は計算したくも無いですが。
大物を作るなら、研磨済み鋼材か、ベルトグラインダー、若しくは根性&暇は必須という感じです。

(なぜか平面出しが終わった後に、リョービのベルトグラインダーを衝動買いしてしまいました…ストレスでも溜まってたんでしょうか。)

→刃渡りだけで以前の小出刃のサイズを超えています。
魚さばいたり肉切ったり、といった作業以外では、小出刃じゃちょっと小さいなと思うことが多かったので、ある程度、万能に使えてくれたら嬉しいんですが、どうでしょう。

先端部分にまだ刻印の「7」の字が見えてますね。→
この部分は刃を作るときに削ってしまうのでこれ以上削らなくてもいいんですが、もしこれがもう少しずれていたら、あと10時間くらいはかかってそうです…こわいわぁ。

きちんと平面が出てると、下手でも結構良い物感が出てくれるので、自分としては、どうしても外せない工程な気がしてます。

というわけで、ここまで来たら後の作業はおまけみたいなものです。

えいっと刃の部分は2日くらいで削り終わりました。片側3〜4時間ってところだと思います。

小出刃と同じ、両刃です。(一応シリーズ物として作っているので。)
ベルトグラインダーが導入されたので、片刃にも出来るかと思うのですが、ここまで来て冒険は出来ません。全部ヤスリで削りました

もう少し鋭角にしたほうが柳刃らしいのですが、ブッシュクラフト感が薄れるので、この程度に留めて見ました。それでも小出刃よりは、かなり鋭角になっているので、使いづらくはないかなと。
刃の部分は1mm程度残して、八田工業さんに送ります。→

今回は穴がどこにも開いてないので、500円高くなって1550円に。
(嘘です!1575円です。間違えました!)

帰ってくるのが楽しみです。


と、そんなことをしている間に、こんなものを買ってしまいました。↓

「ou31」という鋼材♪
川釣り用の小さいのを計画しています。
結構マイナーな鋼材っぽいのですが、有名なナイフメーカーさんが「良い刃がつく」と評していたのをみて気になったのでつかってみることにしました。
金属的な組成もATS-34とは、結構違ったものみたいなので、使い比べても楽しそう。

というわけで、すごい期間の開いてしまった柳刃製作記ですが、次回はすぐ記事に出来ると思います。
次は完成品のお披露目と、総評ですね。


(今回、延々と平面だししていた際、和物の刃物はどうやって裏スキいれたり、
平面出していたんだろうという疑問が噴出したので調べてみると、「鏟(せん)」という道具を使うそうです。
単刃のヤスリというか、鉋というか。力を加えやすそうな形状なので結構さくさく削れるのかも。

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