2014年9月26日

渓流用ナイフ(太目)をつくってみる1

ひと月後といっておいて、なんと1年経ちました!
いやはや、我ながら酷いものですね…
環境が変わって時間があんまり取れなくなったのですが、ここまで何も進まないとは思いませんでしたw
物作るのに時間って大事なんですね。

というわけで1年ぶりに、

「渓流用のナイフ?(太目)」をつくってみることにしました。

今回は、購入済みの鋼材OU-31を使用します。
30cmの鋼材から、なんとか2本のナイフが取れそうなので、渓流用ナイフを2本作ることにしました。
一本がずんぐりしたデザイン、一本が細身のデザインのナイフです。

今回はそのずんぐりした方(太め)を作っていきます。

渓流用ナイフと銘打っていますが、デザインコンセプトは柳葉で若干取り入れた、ブッシュクラフトナイフに加えて、プーッコというフィンランドの伝統的なナイフも参考にしています。

前回は、見ためが万能包丁になってしまったので、リベンジですね。

また同時に小型化がコンセプトなので、以前のATS34と比べ薄い鋼材(3mm)を使用しています。

まぁ、こねくり回した挙句、元ネタよくわからない刃物になるのはいつものこと…

というわけでこちらが決定稿になります。

柄の部分を短くして全体にコンパクトになるようにしています。
刃のカーブは描いてから気づいたのですが、小出刃と全く同じものになりました。
これが好きなのかもしれないですね…

刃は蛤刃で、根元のほうが角度がきつく、先端に行くごとに緩くなるようになっています。

参考にしたプーッコというナイフが、画像等でみる限りこんなふうになっているのですが、荒く使った時に先端が折れないような工夫なのかなぁと勝手に想像して取り入れて見ました。

本来は木を削ったり加工したりという用途にも使うようなので、そのための形状と考えれば、渓流用にはむしろ向かないんじゃないのっていう気もするんですが、そこはそれ。カタチ的に好きなのでw

作業的にはダンボール型取りから、ベルトグラインダーで大まかに整形した後、ヤスリで削っていくという、いつもどおりの方法です。

ベベルストップ(刃とハンドル部分の境目)部分の削りが初めてだったのですが、フリーハンドでも何とかなったかな?
ベベルストッパーなる道具があるときちんと左右均等に削れるそうなので、安ければほしいんですが、けっこうするんです。

穴あけは、電動ドリルをボール盤みたいに使える台みたいなものを安かったので買ってみたんですが、グラグラとドリルの先端が動くくらい精度が悪くて、使い物になるよう改造するのに、買った時と同金額を投入するハメになりました。
素直にボール盤買ったほうが良かったなと思います。

とうわけで、焼入れに出したものがこちら→

毎度お世話になっている八田工業さんにお願いしました。

ロックウェル硬度は62とさすがの硬さ、
前回のATS-34を超える硬度です。
また色が全然違うのにちょっと驚きました。
前回はうっすら茶色がかった感じでしたが、今回は銅っぽい色に。
結構、組成の違う金属みたいなので、つかってみて違いがわかると面白いですね。

というわけで、ここからはダイヤモンドヤスリでちまちま刃を削っていくことになります。

次回記事は一年後ってことにはならないと思いますが…
どうなることやら。

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